昨日は神奈川県立音楽堂でベートーヴェンの交響曲6番「田園」を聴いて来ました。
演奏はアマチュアの横浜金沢交響楽団です。
「田園」の前に演奏される曲が、ヒューブラーという作曲家の「4本のホルンとオーケストラのための協奏曲」と書いてあり、何しろホルンですのでちょっとドキドキしましたが、客演で来られたプロオケ神奈川フィルの主席ホルン奏者の豊川さんが1stを吹かれたこともあってか、無難に演奏されて良かったです。
この方(女性)は色白でとても若く、スタイルもスラッとしていて、演奏会用のドレスを着てらっしゃったためと思いますが、お姫様のようでした。
あと、以前N響の第1バイオリンの1列目で弾かれていた村上さんも客演で出られてましたよ。
「クラシック音楽館」という番組が「N響アワー」という名前だった頃、テレビで良くお見掛けしました。
現在は沢山のアマチュアのアンサンブルを指導されているそうです。
(下の写真参照)
メインディッシュの「田園」の感想ですが、やはり素晴らしい曲ですね!
名曲中の名曲だと思います。
ベートーヴェンの交響曲はみんな傑作だと思いますが、その中でも私は特に3番とこの6番「田園」が好きです。
「田園」というと、第1楽章の出だしのチャーラッチャ チャーラララッチャ という、のどかなメロディーを思い浮かべますが、全曲を通して聴くと、すごく劇的なんですよね。
それに、ベートーヴェンの曲はみんなそうですが、すごく綺麗ですよね。
そして、対位法的な扱いが非常に多いことが、この曲に深い味わいを与えているのではと聴きながら思いました。
この曲は良いです。
もし「運命」と2曲続けて演奏されたら、おそらく、運命が前座で、田園がメインでしょう。
結構長い曲なのに、聴いていてまったく飽きません。
飽きるどころか、本当に体に力が入ってしまって、肩がコリました。^^
演奏が終わって、満員の観客が盛大な拍手!
もちろんブラボーです!
みんな大満足だったのではないでしょうか。
帰り道では、第5楽章のあの幸せなメロディーが鼻歌で出て来て止まりませんでした。
あー、しあわせ。
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