素晴らしいアマオケ、TBSK管弦楽団

このところアマオケのコンサートに続けて行っています。

年末に錦糸町のトリフォニーホールで聴いた明治大学交響楽団の英雄の生涯がかなり良かったのですが、それを遥かに上回るアマオケ演奏会に出会いました。

 

オケの名前は、「TBSK管弦楽団」。

場所は横浜桜木町のみなとみらいホールでした。

ネットの演奏会情報に載っているのを見た時は、放送局TBSの関係のオケかな?と思ったのですが、そうではなく、関東の色んな大学・院生で構成されているとのことでした。

演奏のレベルの高さからすると、おそらく各大学オケのトップ奏者クラスが集まっているのではないでしょうか。

 

この日のプログラムは、すべてラベルの曲でした。

1.ラ・ヴァルス

2.ピアノ協奏曲ト長調

3.ダフニスとクロエ全曲

すごいでしょ! 

 

この3曲を無料で聴けるのですから、アマオケっていいですよね ^^。

ラベルは演奏が相当に難しいと思うので、ちょっと心配な気持ちも有ったのですが、最初の音合わせを聴いて、心配が期待に変わりました。

今まで聴いたどのアマオケよりも、ずっと高いレベルの合い方でしたので。

 

演奏は予想を遥かに超えた素晴らしいものでした。

へたなプロオケはハダシかもと思うくらいにです。

私の座った席が前から5列目だったこともあって、管弦楽の魔術師と言われるラベルのオーケストレーションの面白さを十二分に堪能出来ました。

まさに変幻自在の音の万華鏡でしたね。

リコーダーでルネサンスやバロックをずっとやっていましたが、ラベルを実際に聴いて、作曲技術の超進化を痛感しました。

 

TBSK管弦楽団に興味を持たれた方は、是非次の演奏会にお出掛けください。

異次元のアマオケ演奏が聴けます。