指揮者のロリン・マゼールが、ストラディヴァリウスについての解説番組の中で披露していた小話が面白かったので、どこかで聞いた小話と一緒に書いておきます。
(その1)
同じ通りに名器を作る職人が3人いました。
グァルネリと、
ガダニーニと、
ストラディヴァリです。
グァルネリは、看板に「ヨーロッパ 一のバイオリン」と書きました。
ガダニーニは「世界 一のバイオリン」と書きました。
ストラディヴァリは何と書いたかというと・・・、
「通り一のバイオリン」、でした。
ちゃんちゃん!
(その2)
「祖父の遺品の中からチェロが出て来てさー。」
「ふ~ん。いいやつ?」
「うん、ストラディヴァリウスのようなんだ。」
「へ~、すごいじゃん!」
「でもストラディヴァリウスだって良く分かったね。」
「うん、f字孔から中を覗くとストラディヴァリウスって書いてあるんだ。」
「へー。」
「うん。でもちょっと問題が有って・・・。」
「ん?、なに?」
「ストラディヴァリウスって書いてあるんだけど、それがカタカナなんだ。」
「・・・。」
ちゃんちゃん。
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