20世紀形式の箱のスピーカー

ディナウディオ(スピーカー)の記事を検索していたら、20世紀形式の箱のスピーカーには宿命がある、と書いてあるサイトがありました。

 

恥ずかしながら、私はスピーカーに20世紀形式の箱という分類が有ることを全く知りませんでした。

ということは、今のスピーカーの大半は21世紀形式の箱で作られている、ということですね。

どんな箱なのでしょうね。

 

ふ~ん、と思いながら読んでみると、

20世紀形式の箱のスピーカーの宿命とは、箱(エンクロージャー)の振動がスピーカー本体(スピーカーユニット)に伝わってしまうために、響き成分が多くなったり、フォーカスがビシッと合わなかったりして、要は音がぼやけるそうです。

音が前に飛んでこない、とも書いてありました。

 

なるほど!、と思いました。

この記事は、うちのスピーカーに制振対策をして音質が劇的に良くなったこととと非常に整合性があります。

やっぱりね、という感じです。 

*うちのスピーカーは制振するとホールに消えていくような残響成分がよりきれいに聴こえるようになりましたので、上記サイトで書かれている「響き成分」というのは残響ではなく、いわゆる艶的なものかも知れません。

 

以前のブログに、箱の前面(バッフル)には制振材を貼っていないと書きましたが、その時点ではそうだったのですが、その後、実は人様にスピーカーをお見せするのがはばかれるくらいの数の制振材(メタルフォースα)をペタペタと前面に貼ったのです。

ねじの増し締めと端子部分の制振対策もしましたが、それについては以前のブログに書いたとおりです。

 

その結果、スピーカーを替えたかと思うくらいに音が良くなったのです。

制振はオーディオにとって神の手ですね。

やったほうが良い、ではなく、やらねばならぬ!だと確信しました。