このようなご意見を頂くかも知れないなとは思っておりました。
わたしの考えを少し述べさせて下さいね。
ご自分が愛する曲にわずかでも変更など加えて欲しくないというお気持ちはとても良く分かります。
でも、申し訳ないのですが、このHPは素人が遊びで編曲した楽譜をもし良いなと感じて頂けましたならご自由にお使い下さい、という趣旨で開設したものですので、出来れば笑ってお許しを頂けますとありがたいのですが。
ちなみに、変更といっても色んな種類の変更がありますが、
リコーダーの音域に入れるために原曲のどこかをオクターブ上下させたり、または10声の原曲を4声のリコーダーアンサンブルにするときに10声の内のどこかの声部を省いたり、という変更は、それをしなければ4声のリコーダーアンサンブル用の楽譜にはなりませんので、仕方がないとご了承頂けるのではと思います。
これを問題であるとすると、編曲という行為のすべてが否定されてしまいますのでね。
が、それ以外の変更もしていることにつきましては、正直申しまして、何も考えずに、私はこう変えた方が好きと思ったときに、心のままにそのようにしておりまして・・・、
アヴェ・ヴェルム・コルプスのトリルやコーダ以外の変更箇所についてですが、
5小節目のバスの音を、原曲が 1~4拍目までド#のところを1~2拍目を ラに変えた点。
ここはラド#ミソの和音で、原曲ではド#を最低音にした第1転回形でこの1小節を通しておりますが、私は1~2拍目を ラの基本形にした方が、次の小節へのカデンツ的な動きが感じられ易くて良いと思ったのでそのように変えました。私の感覚ではということですが。
30小節目から以降の5小節の変更は、曲の盛り上がりをより明確にするためのものです。
問題は23小節目の和音を変えた点でしょうね。
この方が23小節目に入ったときに感じる変化が面白いのでそのように変えました。
どうお感じになりましたでしょうか。おっと思われませんでしたか?^^
でも和音を若干ですが変えましたので、ここはおそらく許容範囲外でしょうね。
でも、私の好みはこちらの方でして、申し訳ないです。
そもそも、この編曲は、合唱曲をそのままリコーダー合奏用に移し替えるという考えで行ったものではなく、完全に器楽曲としての改編を狙ったものでして・・。
きっかけは、メロディーの最初の音にトリルを付けたら優雅な旋律になるのでは?、と思ったことでした。
定年で暇な音楽好きがしているお遊びですので、笑ってお見逃し頂ければと思います。
すみませんが、よろしくお願い申し上げます。
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