合研ラボの真空管フォノイコライザーが良かった

安価なのに非常に良い音が出る合研ラボのフォノイコライザーですが、ネットや雑誌でGK08VCRという真空管を使った新機種の評判が良いので、購入してみました。

 

このフォノイコはMMカートリッジ用で、MCばかりを使っていた私はMMを持っていなかったので、ネットで評判の良いシュアーのM44Gも同時に購入しました。これも安いです。

 

で、聴いてみると・・・、残念ながら、特に良い感じもしません。

穏やかなのでBGMのように流しておく分には良いかなーという感じです。

 

ん~今回は期待外れだったかなと思いましたが、ダメ元で、40年以上前に秋葉原で買ったデンオンの昇圧トランスを引っ張り出して今まで使っていたMCのオーディオテクニカAT33ML/OCCを繋いでみました。

 

そしたら・・・、

音が激変!⚡

 

傾向として、今まで使っていた合研ラボGK06SPUよりも音が厚いです。

しかし、ドヨンとしたりマッタリするところは全くなく、解像度とキレは十分に有ります。

どこそこが良くなったと言うのが難しいのですが、全体的に非常に良いです。

 

これはフォノイコの音なのか、それとも昇圧トランスの音なのか。

それがいまいち分かりませんが、結果として本当に良い音になりました。

 当分この真空管フォノイコライザーを使い続けるでしょう。

そして、人に推薦できますかと問われれば、躊躇なく「YES」と答えるでしょう。