どのリコーダーでチェロ組曲を吹くかが決まらない

リコーダーのミニ発表会まで1か月を切ったけれど、そのときに吹くリコーダーがまだ決まらなくてさて困った。

 

少し前まではバッハのチェロ組曲を吹くときはこれで吹こうと決めていた個体があったのだけれど、なぜか音色が少し変化してしまった。

 

先日銀座のヤマハで買った個体を入れるとプラ管アルトが10本以上有るけれど、それぞれが個性を持っているので、決定的にこれだっ!となかなか決められない。

 

音の立ち上がりが俊敏ないわゆる後期バロック曲用の個体は、非常に吹きやすいけれど味わいに欠けるし、一方、音の出が鋭くないフルート的な発音のリコーダーは、味わいは有るけれど、離れた跳躍の有る早い分散和音が吹き難い。

チェロ組曲は、オクターブ以上の跳躍の連続が普通に出てくる。

 

今日はヤマハYRA-38Bの数本の個体をバラして本体と管頭部の組み合わせを色々と変えてみた。

管頭部が同じでも本体を替えると音が変わるので面白い。

 

可愛く上品な音で且つ非常に吹き易い組み合わせが1つ見つかったけれど、バッハの無伴奏チェロ組曲が持っている様々な感情を出すことができないので不採用に。

感情の表出を重視しなければ素晴らしく良い個体なのだが・・・。ああ惜しい。

 

でもそろそろ決めないとと焦りつつ、あと4時間で来年です。

 

皆さま、今年は大変お世話になりました。

来年もまたよろしくお願いいたしますね。

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