バッハのチェロ組曲5番のサラバンドが難しい

ミニ発表会で使うアルトリコーダーの個体が決まったので、当日に吹こうと思っている曲の練習を始めた。

あと3週間なので丁度良いかなと思う。

 

吹くつもりの曲は4曲で、全てバッハの無伴奏曲。

適当に4曲を吹いたと感じるような選曲ではなく、どうせなら(仮想)バッハ作無伴奏リコーダー組曲、としてもおかしくないような構成感の有るものにしたい。

 

具体的には、1曲目と4曲目にチェロ組曲3番の第1曲と最終曲を置き、

中間に、チェロ組曲5番のサラバンドと無伴奏ヴァイオリンパルティータ3番のガボットを置こうと考えている。

 

曲の好みは様々だけれど、うまく吹くことが出来れば、演奏後にはまとまったものを聴いたなという充実感を感じて頂けるような構成になっているのでは、と思う。

 

今日はサラバンドを2時間ほど吹いた。

この曲は難しい。

 

バッハの曲の中で最も深遠な曲、とも言われているサラバンド。

表現の仕方が無数にあると感じるが、弦楽器の正反対と言えるほど強弱が付け難いリコーダーで、どれだけ説得力のある表現にすることが出来るか・・・。

 

気持ちとしては、吹き終わったとき、お客様の深いため息が聞こえてくるような、そんな演奏ができたらと思う。