リコーダーの材質で音は変わる?ーその2

前回のブログに音は変わると書いたところ、変わらないというご意見を頂きました。

まだ見解は分かれているんですね。

 

程度問題だというご意見も頂きました。

少し変わってもそれを意味の有るものに感じる方と、感じない方がいらっしゃるということかなとも思いました。私はすごく変わると思っていますが・・・。

 

それで思い出したのですが、

昨年の銀座ヤマハのリコーダーフェアで試奏したとき、200本ほど並べてあったリコーダーの多くが以前よりも軽い音になったように感じたのです。

 

原因はそのとき直ぐに分かりました。

材質が同じリコーダーでも、以前より重量が軽くなっていたのです。

持ったとき、あれっ軽いな・・、と思ったのです。

 

おそらく本体の厚みを薄くしたのではないかと思いました。

コスト削減のためなのか、またはそのような音質になることを狙ってそうしたのかは分かりませんが。

 

私は軽過ぎる音は好きではありません。

そのため、プラ管アルト特有の音になる原因のビビリ音を抑えるために、エッジに木工パテを塗っています。

本体に鉄のシートでも巻いてみたいのですが、出来ないのでエッジの振動だけを抑えています。

 

下の写真のヤマハのプラ管アルトYRA-314のエッジには、肌色をしたものを塗ったのが見えますが、それが木工パテです。

それを塗ると、「発表会の演奏など」に入れたバッハのバイオリンソナタ3番のような音になります。吹いているのは動画に写っているリコーダーではなく写真のリコーダーです。

(塗ってどの程度音が変わったのか分かり難いと思いますが・・。)

 

ちなみに、ヤマハのYRA-312の多くは314よりもビビリ音が多いため、私はパテをもっとたっぷりと塗って、というより、ボッテリと盛ってます。^^;

ビビリが抑えられて、芯の有る方向に音が変わりますよ。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    とんかつ59 (木曜日, 18 4月 2019 18:18)

    こんにちは
    「リコーダー 楽譜」を検索していて、
    たまたま このページを拝見したしました。
    レコーダー歴30日のモノです。

    この記事に、とても関心を持ちました。
    ◎「木工パテ」は、一旦、塗りつけるた後で除去出来ますか?
    ◎乾燥時「痩せる」とありますが、どんな具合に塗りつけるのでしょうか?
    プラスチック製のリコーダーの音が良くなるのなら
    是非、試して見たいモノです。
    いくら、プラ管リコーダーが安いからと言って、
    何本も無駄には、出来ませんし。
    手元に、アウロスのアルトリコーダーがあります。
    少し、具体的な処置方法を、再度アップして戴けませんか?
    (勝手、言ってスミマセン)

  • #2

    管理人 (金曜日, 19 4月 2019 12:53)

    とんかつ59さま

    コメントをありがとうございます。
    ご説明が長くなりますので、ブログの方に書いてアップしました。
    読んで頂いて、説明の不十分なところが有りましたら遠慮なくまたご質問くださいませ。