格安デジタル・アンプの音が良すぎて怖い!ーー;

オクターブのアンプから雑音が出るようになったので、輸入代理店の修理部へ修理に出したのが連休の1週間くらい前のこと。

時間がかかっているが、雑音の出る原因が分からないらしい。

連休後にドイツとやり取りして直してくれるとのこと。

もうやっているだろう。

 

直るのなら1か月でも待ちますよ、と電話では言ったものの、

数日経っただけでオーディオ無しの生活が寂しくなってきた。

 

そこで、DACから格安デジタル・アンプ1台につないで音を出してみた。

 

さすが2万円のアンプ!!

それなりの音しか出ない・・。--;

 

なので、また外してしまった。

 

でも寂しいので何とかしたい。

そこで、格安デジアン各1台ずつを左右のスピーカーにつなぐバイアンプにしてみた。

このデジアンは音量調節ができる。

 

音を出してみて・・、感心!

 

プリアンプを通さないためだろう、解像度がオクターブを使っていた時よりも上がっている。

立体感や定位が素晴らしい。

 

ドビュッシーなどの、ピアノがペダルをずっと踏んでいる箇所では、ゴーと濁った音が増殖していく様がとてもリアルに聴こえ、足を離した瞬間の静寂感もまた非常にリアル。

今まで聴こえなかった音も結構聴こえる。

 

これはバイアンプの絶大なる効果だが、もしかして、というより、きっと格安デジアンの方がオクターブよりも性能が上だ。

 

こんな音が出てしまうと、オクターブが修理から帰ってくるのが怖い。

 

音を出して、「やっぱりオクターブはいい!」、となれば良いのだが、

あれっ、2万円のデジアン2台の方がいいじゃん!、となったらどうしよう。

100万円近いアンプが4万円のアンプに負けるかも知れない、

とマジで思うほど、格安デジアンの音が良い。

性能では勝っても音楽性ではどうかな?と負け惜しみのようになぜか思ったりしてしまう。 

 

近い将来、高額なオーディオ製品は市場から消えてしまうのではないだろうか。

 

これが技術の進歩というものだ。

素晴らしい。