今日はアマオケのコンサートを2つ聴きに行きました。
まず1件目は、「横浜みなととなみ管弦楽団」というオケのコンサート。
みなとみらい、ではなくて、みなととなみ、なんですね。
ちらしには、「上から読んでもみなととなみ、下から読んでもみなととなみ」と書いてありました。
軽いノリで付けたようで、クラシックのオーケストラなのに!と眉をしかめる方もいらっしゃるかも知れませんが、私はこういうの好きです。
リコーダー好きが不定期に集まって小アンサンブルを楽しんでいた頃に、もし何かの発表会に出ることになって、グループ名を決めなきゃね、ということになったときは、「リコーダーアンサンブル 富士山噴火!」というのを案として出そうかなと思っていました。
発表会で、「次の演奏は、リコーダーアンサンブル 富士山噴火の皆さんです」、と流れるとインパクト有るだろうなーと思ったので。
話を戻しまして、コンサート会場は、横浜の桜木町にある県立音楽堂でした。
ここは、音の良い木のコンサートホールとして知られ、以前老朽化のため解体する予定だったところを、こんな良いものをなぜ壊すー!という反対運動が起きて、結果、改修して使い続けるようになったのではと思います。(記憶が定かではありませんが・・・)
ここの音の良さは、他のコンサートホールで言う音の良さと少し違うように思います。
近頃はどこのコンサートホールへ行っても残響が多目で、豊かな音響を味わうことが出来ますが、この(神奈川)県立音楽堂は、残響が適度なのが良いと思います。
他のホールはモコモコとした音響に埋もれて各楽器の音が明瞭に聴こえないときが結構有りますが、ここはハッキリと明瞭に聴こえます。
オーディオで言えばハイレゾですね。
今日はこの楽団の第1回目の演奏会だそうで、メインの曲はマーラーの交響曲4番でした。
この曲は、もう20年以上も前に横浜交響楽団というアマオケがこのホールで演奏したのを聴いて感動した曲です。
そのときは、第4楽章のソプラノをどこだったか忘れましたが音大のお年を召された先生が歌われまして、コラール風のメロディーの箇所ではビブラートを抑制して極めて清澄な情感を出されまして、本当に感動しました。
今日の演奏も結構良かったです。
この楽団は、音量のバランスがとれていたのが非常に良かったです。
とても安心して音楽に浸れました。
アマオケでこのようにバランスがとれている楽団は珍しいです。
で、15時半にコンサートが終わり、2件目は東京の大井町駅前のきゅりあんで18時半開演なので、時間調整のために池上駅近くの燕楽というとんかつ屋さんに寄って、ロースカツ定食2,200円を頂いて来ました。
ここは東京で3本の指に入ると言われているとんかつ屋さんで、ネットの評判を読むとすごく美味しそうでしたので、期待して行ってみたわけです。
でも結論を書くと、私的には今一でしたね。
低温でじっくりと揚げるタイプのとんかつ屋さんということでしたが、ちょっと低温過ぎたのかどうか・・、一口目を口に入れて直ぐに豚の臭みを感じました。
ここの豚は淡白な味なので、ソースを掛けるとソースの味だけになってしまいそうで、塩や醤油も試しましたが、豚自体の旨味をあまり感じることが出来ず、ちょっと残念でした。
音楽同様に食べ物も好みは人それぞれですね。
で、気を取り直してきゅりあんへ。
演奏は品川区民管弦楽団。
メインの曲は、ベルリオーズの幻想交響曲。
いや~、大太鼓はカッコいいですねー!
大太鼓、最高!
曲が終わって、観客の拍手に乗って指揮者が各楽器を順に立たせましたが、打楽器はそれまでの2倍以上の大きな拍手でした。
納得!
みんな同じように感じていたんだなーと思って、嬉しくて更に一生懸命拍手しました!
明日は、勝どきの第一生命ホールでプロコフィエフの交響曲1番、ベートーヴェンのバイオリン協奏曲と交響曲7番が有ります。
これは行くっきゃないでしょ!^^
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