DAC内部の基盤に制振材を貼り、今度は二皮剥け!

パワーアンプを4台にしてからは、音が満足のいくものになったと思ったので、オーディオは弄っていませんでした。

 

でも、そのうち、弄りたい虫が出てくるのがオーディオを趣味にしている人間の常です。

 

制振効果が期待できる箇所をふと思いついたので、直ぐにやってみました。

それは、DACの心臓部である「DACチップ」を制振したらどうなるだろう、変化はあるのだろうか?、ということで、ケースを開け、基盤上にあるDACチップのちょうど裏側に、お馴染みのサンシャインのマグネシウム板を5ミリ角ほどに切って貼り付けてみました。

 

その効果は、予想を遥かに超えたものでした。 

音に掛かっていたベールがまた一枚剥がれたと言いますか、更に霧が晴れたと言いますか。

 

各楽器が更にピンポイントで定位し、個々が更に独立して目前に展開。コントラバスが明瞭に聴こえ、ピアニッシモで鳴らされたトライアングルが他の音に埋もれることなく小さな音でありながら極めてリアルに独立して聴こえ、バスドラムはサブウーハー無しで部屋を揺さぶり(拙宅のスピーカーは中型のブックシェルフなのに!)、ティンパニーとは音が全く違うことが明瞭に示されるようになりました。

(コンサート会場では当たり前にそのように聴こえますが、恥ずかしながら今まで拙宅ではここまで明瞭ではありませんでした。)

 

今回の費用はたったの95円。

それでこんなに音が良くなるのですから、オーディオは面白いです。