PCR検査数と新型コロナ感染者数の推移を示すグラフを作ってみました

新型コロナウイルスの感染者数と死者数は連日報道されていますが、そもそも何人検査した中でそれらの数字が出ているのかが分かりませんでしたので、厚労省のホームページに掲載されているデータからPCR検査数と感染者数の推移のグラフを作ってみました。

 

これを見るまでは、最近の感染者数の急増はPCR検査を健康保険適用にしたので検査数が増え、それに比例して感染者数も増えているのだろうと思っていましたが、意外なほど検査数は増えていませんでした。

なのに感染者数は急速に増えています。 どういうことなのでしょうね?

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と書いたのは4月2日です。

・今日4月9日時点の最新公表データーによると、下記の通り検査数は急に増え始めています。

安倍首相がもっと増やしなさいと厚労省に指示したのでしょうか。

ただ、検査を絞っているらしいため、このデータで検査数に対する感染者数の割合などを出しても意味が無いと思われ、他のグラフなどは作りませんでした。

下のグラフを眺めて、あ~増えているな~と思うだけしかできません。

 

ついに図書館が11日から完全休館になることが決まったので、急いで予約本を受取りに行った帰りにビタミンCを買うためにドラッグストアに入ったところ、レジの前が長蛇の列になっていました。

いわゆる密集状態だったので感染したらまずいと思って買うのをやめてイオンに行ったらトイレットペーパーの棚がまだ空っぽでした。

すぐに入荷しますとか言っていたのにこれだと通常より多目に買っておこうと思う心理は仕方ないですね。

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・4月11日発表データによりグラフを更新しました。

上側のグラフは、これ迄どおり同じ日に発表された検査数と感染者数を並べたものです。

報道によると、PCR検査の対象となる人は発熱などの症状から感染が強く疑われる人とその濃厚接触者ですので、このグラフを素直に見ると濃厚接触者のうつる確率はザックリ7%くらいに見えます。

 

しかしながら、潜伏期間が12日間あると言われておりますので、感染者と発表された人が実際に感染した日は発表日の12日前です。ということで、下側のグラフでは感染者数のデータをそれが発表された日の12日前にスライドさせてみました。

検査した数(青)と、その検査をした日に実際に感染していた人の数(黄色)を並べたグラフ、ということになります。これによると感染者と濃厚接触した人がうつる確率は約20%に跳ね上がります。

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