美しき夕暮れや母に教え給いし歌の著作権を主張する団体

最近は編曲した曲を快調にyoutubeへアップしているためか、youtubeから「あなたの○○動画は✖✖様の著作権を侵害しています」というメールが次々に届くようになりました。

 

直近に著作権侵害を宣告された曲は、「ドビュッシーの美しき夕暮れ」と「ドボルザークの母に教え給いし歌」です。

と読んで「は~?、それって・・本当?」と誰もが思うでしょう。

なんせドビュッシーもドボルザークもとても昔の人なのだから。

 

世界各国における著作権の期間は50年~70年が多く(日本は70年)、最長のメキシコでも100年なので、100年以上前に亡くなっているドビュッシーやドボルザークの曲の著作権は完全に消滅しています。

 

権利侵害の可能性をひとつひとつ検証してみると、

①曲自体の著作権は前述したように絶対に存在しない。

②仮に誰かがこれらの曲を編曲してそれついて著作権を主張していたとしても、その編曲を私がマネしたなどということは絶対に無い。

③音源はCDから録音したものではなく、私がパソコンでmidi入力して制作したものなので、CD会社から訴えられるいわれも無い。

④動画に使っている絵はネットの無料素材を使っている。

したがって、私が著作権を侵害している可能性は100%無いのです。

 

にもかかわらず、自分のものだと主張してくる人(団体)がいるのです。

どんな団体なのかネットで調べると詐欺団体のようです。

 

同様の被害にあっている人がたくさんいるようで、こんな記事がありました。

著作権侵害をしている場面がREGの「ピョロピョロピョロピョロ」というサウンドの場面なのですが、とても著作権を侵害しているとは思えません。

youtubeでは著作権侵害がなされると「異議申し立て」ができるので、一度やってみました。

しかし本日、著作権侵害を口実に難癖を付けてきた「UMPG Publishing」という団体はその異議申し立てを却下してきました。 

 

で、Google先生で調べてみたら、この「UMPG Publishing」という団体はyoutubeにアップされている動画に対して著作権がないのに著作権侵害を訴えて、その広告収入を自分のものにするという詐欺集団のようです。

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別のサイトには詐欺集団のリストが載っていました。

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youtubeへの異議申し立ては私もしましたが、これまでに著作権が取り下げられた動画は1,2件で、その他は権利を持っていると主張している根拠を明らかにしないままに、私の異議申し立てをひたすら却下してきます。通知は本人からではなくyutubeから「○○様からあなたの申し立ては却下されました」という形で来ます。

その通知に却下の理由が書かれていたことは一度も有りません。

だいたい、却下という言い方に腹が立ちます。

 

詐欺集団を100%正しいものとし、投稿者を100%悪者扱いしているyoutubeはハッキリ言っておかしいです。悪い社員が裏で詐欺集団とつるんでいるのでは?と疑いたくなります。

 

私の動画には収益が発生しませんので実害はないのですが気分は悪いです。

詐欺集団がどんな人たちなのか顔が見てみたい!と書きたいところだけれど、もしかして恐い人たちだったら本当に来られても困るな~と思ったり・・・。^^;)