コロナで感染経路不明とされている感染経路が気になる

国や地方自治体の長が依然として「感染を防ぐためには三密を避けマスク・手洗いが非常に大事」と言っている。コロナが収まらない原因は国民がそれらを守っていないからだ、と言わんばかりである。

 

しかし!、国民の大半はそれらを守っている!

実際、外に出てもマスクをしていない人はほとんどいない。

 

にもかかわらず、感染は拡大し続けている。

なぜだろう?

 

感染経路で多いのは飲食店や家庭内であると連日言われているが、実際には最大の感染経路は感染者の50%以上が属する「感染経路不明」という感染経路なのである。

 

それはもしかするとスーパーなのかも知れない。電車なのかも知れない。

 

そのような場所は見ず知らずの人の集団なので、そこで誰かが感染しても、その他の誰にうつったのかを追跡できない。

だから感染経路不明者に入れても良い。

 

しかし、それらの場所に対する注意喚起がまったくなされていないのが気になるのだ。

感染を抑えるためには、感染経路不明に分類された感染者が行った場所や利用した交通機関の詳細を国民に明らかにして、注意を喚起すべきではないか、と思う。

 

仮に、今は時短営業を強いられている飲食店を完全に閉鎖したとしても、たかだか20%ほどしか感染者は減らないのだ。

今こそ最大の感染経路への対策を打つべきである。と思うのだが・・。