音の好みが曇りや味付けの無い超高解像方向へ急速に傾いていますので、Dr DAC3のオペアンプもこの際LT系に統一してみようと思い、やってみました。
その結果、演奏上の僅かな瑕疵やアンサンブルの微妙な不揃い、僅かな音程の狂いが露わになってしまう、などの欠点(本当は欠点ではなくその演奏の本来の姿なのだが)は有るものの、実演を聴いている時のように、奏者の表現の全てがハッキリ聴こえることによる感動や、実演には必ずある緊張感が終始感じられるようになりました。
その聴こえ方は、大げさに言うと別次元の音であり別世界の音なので、従来の聴き方をリセットして聴く必要があるなと思いました。それほど、本質的と言って良いほどに変わりました。
これまで、高精細な音を求めてデジタルケーブルやインターコネクトケーブルをPC-Triple C素材のものに替え、スピーカーケーブルもケーブルの芯にマグネシウムを通したJF SoundsのMS227Cに替えて来ましたが、今日の超高解像オペアンプへの交換によって上流から下流まで超高解像の機器で統一されたので、その結果がこの別次元の音をもたらしたのかなと思いました。
ちなみに、アンプはデジタルアンプのマルチ。スピーカーはB&Wの805D3を使用しています。
組合せと感想
I/V
上 下 差動 LINE 感想
1.LT1364 OPA2211 LT1364 OPA627BP = 変更する前の組合せ
2. 〃 LT1364 〃 〃 =少し音が遠くなったが精細でリアル感増加
3. 〃 〃 〃 LT1115 =精細で音楽表現や迫力も十分に出る
4. 〃 〃 LT1115 〃 =上より厚みが出るが精細度が物足りない
最終的には上記の3番を選びました。
*1.全部をLT1364にすると他機種のDACで音が寂しくなったため、今回は除外しました。
*2.LT1364よりも高解像と言われているLT1363は、手持ちの余りが無いため今回の組合せには入れられませんでした。
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