小麦・大豆などの値下がりが商品価格に反映されるか注視したい

ロシアのウクライナ侵攻によって石油や小麦などの価格が急激に上昇したので、それらを使って製品を作っているメーカーは卸価格を大幅値上げした。それに伴い、末端で商品を売るスーパーなども相次いで値上げした。

 

値上げは困るが、ここまでは仕方がないかと思う。

 

帝国データバンクによると、今年9月以降には更に約8000品目の値上げが予定されており、年内累計では2万を超える品目が値上げされるだろうとのこと。

稀に見るほど大量の商品が値上げされる予定なのである。

 

しかーし!

値上がりした原料のほとんどは現時点では既に値下がり中なのである!

 

下のグラフを見ると分かるが、あまり値下がりしていないのは天然ガスとコーヒーだけであり、経済動向の指標とされる銅を含めその他は今後大幅に値下がりするのである。

 

消費者としては、その値下がりに合わせて店が値上げした商品を今度は適正に値下げするか否かを注視していかなければならないと思う。値上げしたまま知らん顔して売っているスーパーなどが有れば、その店は信用も信頼もできない店ということになる。

しかし、まさか正義に満ち溢れたこの日本に(ーー;)そんなずるい業者はいないはずである。

 

でも、お店も忙しくて値下げにまで手が回らないときが有るかも知れないので、そのときは「便乗値上げ」の情報提供を国民に求めている下掲の消費者庁サイトに一報してあげると良いかもしれない。

 

かしこ

 

小麦

大豆


トウモロコシ

コーヒー

天然ガス


  クリックすると消費者庁のホームページへ

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コメント: 2
  • #1

    みちる (木曜日, 18 8月 2022 17:20)

    本当ですね!私もいつも、様々な要因で値上がりすることはあっても、値下がりする、という情報って聞いたことないな~と思っていました。今後を注視したいと思います!有益な情報をありがとうございます�

  • #2

    管理人 (金曜日, 19 8月 2022 10:59)

    コメントをありがとうございます!
    テレビが連日のように値上がりすると言っていると、上げる必要のない店でも「じゃあうちも上げて儲けるか」と思い始めるかも知れません。
    原料価格の下落が分かっているのに言わないとしたら罪深いですね。