オーディオの音が良くなった~とは思うものの、左右のツイーターを鳴らしているFX-1001J×2の音が細くて少し不満。
それを良くしようとオペアンプをOPA627BPなどに替えてみましたが、どれも今一しっくり来ません。
そこで、思い切って左右のウーハー駆動に充てている2台のYD-30BH2で左右のツイーターも鳴らすようにしてみました。つまり左右のスピーカーに1台ずつのアンプを充てる普通のバイアンプの形です。
すると、さすがに高性能のYD-30BH2だけあって非の打ちどころが無いと言っても良いような音が出て来ました。
しかし・・・、強靭で精緻な音ではあるものの、情緒が今一足りないのです。
そこで、右側のスピーカー駆動はYD-30BH2のままにし、左側のスピーカー駆動をウーハーYD-30BH2、ツイーターV40SEにしてみました。非常に変則的なパワーアンプ3台でのスピーカー駆動です。
(V40SEの真空管はずっとKT88でしたが、合うかなと思ったのでEL34に替えました。)
その結果、高音域が細いと感じることが無くなり、キツさも消えて、響きは豊かになりました。
立体感が一気に増し、各楽器の実在感も増し、楽器の定位も悪くならず音場が広がりました。
まるでコンサートを前から10列目くらいの席で聴いているようです。
3台目を加えて音がまったく変わりました。
音出しをするときに、真空管アンプを加えたので音がぼやけるかなとふと思いましたが、全くの杞憂でした。これまでで最も音楽的に鳴るようになったような気がします。
かなり以前、LINNの安いアンプでバイアンプから3台のマルチアンプにしたときに、その効果に驚いたことがありましたが、それを思い出しました。
その後、3台から4台にしましたが、そのときはあまり効果を感じませんでした。
なぜかは分かりませんが。
安上がりで大きな効果が得られる3台のマルチアンプはお勧めかなと思います。
(追伸)V40SEの真空管をEl34からKT88に戻したところ、まったく音が良くなりました。
余計なことをしたようです。
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