FX1002J+DCサーボ回路用オペアンプの音質

高音質のRCA分岐コネクターを作成してパワーアンプへの出力をすべてRecOutにしたところ、予想どおり音空間が澄み、且つ粒立ち良く芯のはっきりした音になり、立体感が増しました。

 

その後、試しにパワーアンプFX1002J+のDCサーボ回路用オペアンプを交換してみたのですが、予想以上に音の変化が有りましたので結果を書きます。

 

デフォルトはLM393(2回路品1個で30円)。

それを手持ちのLT1028(1回路品×2個で5,200円)に差し替えた所、価格がいくら高くても用途に合っていなければダメ、という当然じゃんと言われそうな結果で、音が曇り音数も減って、こんなにもダメな音になるのか!?というくらいにダメでした。

 

次にDCサーボ用の定番とされているNJM4558D(2回路品1個で100円)に替えると、今度は真逆で音数が増え音に輝きと生気が出て、おーこれはいい!と思わず感激してしまうような良い音になりました。

定番と言われるにはちゃんと根拠が有るんですね。

 

*DCサーボ用以外の2か所のオペアンプはOPA627BPとLT1363に換装してあります。

2つともOPA627BPにすると切れが今一であり、2つともLT1363にするときつさが気になったので、1つずつ入れて中間の音質になるようにしています。