今回のオケも慶應関係のアマオケでした。
慶應のオケを聴きたかったのではなく、たまたまそうなっただけです。
ブルックナーの交響曲8番は男向きの曲なのか、コンサートではいつも女性の聴衆が少ない印象でしたが、今回は半分くらいが女性だったので雰囲気が華やいでいましたね。
演奏は次の3点を除いて良かったです。
悪かった1つ目は、ホルンの音程が常に不安定で、ほとんど上ずった高めの音程で且つ大きな音で吹くので、本来絶妙に綺麗なはずの和音の効果が台無しになっていました。
特に、長三和音の第3音(ドミソのミ)も高目の音程で吹いていたので、これは論外でした
悪かった2つ目は、フルートが常に唇の穴を小さく細めて吹いていたので、音が細くビリついて神経質になっていたことです。奏者としてはそんな音が好みなのでしょうけれど、曲に合っていませんでした。指揮者(今回はプロ)は指摘して直させるべきでした。
悪かった3つ目は、強奏の部分の音が汚かったことです。
これは先日のブログに書いた錦糸町でのコンサートと似ていますが、あそこまで荒れてはいませんでした。でも耳は痛くなりましたし、聴こえるべき音が隠されてしまっている箇所が散見されました。
今回の指揮者はプロですから、きちんと聴いて、音響をもっと整理するべきでしたね。
演奏の出来をかなり損なっていました。
最後に、弦楽器群はとても良かったですよー。(^^)
第1楽章
第4楽章
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