家の売却に向けて室内を少しずつ綺麗にしているところですが、先週は古くなったリビング入口のドアを再塗装してみました。下の写真のドアがタイプとしては似ています。(ガラスの形状と枚数が異なっており、且つ未塗装のようです)
ネットで見るとプリント合板のドアは安価で綺麗ですが、何となく軽い感じがして今一かな?と思い、無垢材で作られて重い今のドアを自分で再塗装してみることにしました。
質感がかなり違いますし、無垢材のドアを捨てるのはもったいないかなとも思ったためです。
私は塗装をしたことが有りませんので失敗するかもとは思いましたが、どうしようもない状態にしてしまった場合は市販品を買えば良いだけ、と思ってやってみました。
重いのでドアレールから外して横に寝かせるのが大変でしたが、何とかぶつけずに横にして、先ずは100均のサンドペーパーで現状の塗装を除去しました。
しかしこれが大変でした。
裏表すべての塗装を研磨するのに5日もかかりました。
1回目は粗目の60番手を使い、仕上げの2回目は240番を使いました。
プロはもっと細かい1000番まで研磨するようですが、電動研磨機を持っていない私は手でこすらざるを得ないため、2回が限度でした。
何とか塗装を全部はがして仕上げ研磨をした後は、100均でニス(けやき色)と刷毛を買って塗りました。
ドアの格子に10枚はまっているカットガラスにニスが着くことを防ぐため、マスキングテープも買いました。
まず、木と接しているガラス面にマスキングテープを貼るのですが、これが結構大変というか手間でした。わずかドア1枚。しかし1辺30㎝の正方形のガラスが10枚で、表と裏に貼るので、マスキングテープの必要長さは(30㎝×4×10×2=2400㎝ )=24メートルにもなりました。
木部との境界にスキマが出来ているとそこにニスが着いてしまいますし、木の部分までテープを貼ってしまうとそこは木の地肌が見えて綺麗ではなくなってしまいますので、とても神経を使いました。
この1連の作業で最も神経を使った作業かも知れません。
そして今は再塗装を無事終えて綺麗になったドアがリビングの入口にはまっています。
今回もうまくいって良かったです。
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